2016年4月29日金曜日

植村東京訴訟第5回口頭弁論と報告集会



西岡力氏と文藝春秋(週刊文春)を訴えた東京訴訟第5回口頭弁論が行われます。
■5月18日(水)午後3時~
■東京地裁103号法廷

傍聴してくださる方は、できるだけ45分前までにお集まりください。
※抽選券締め切りは30分前。

報告集会もあります。
■5月18日(水)午後4時~
■衆議院第2議員会館 第3会議室
■入場無料

櫻井よしこ氏らを訴えた札幌訴訟の第1回口頭弁論の報告なども予定されています。
多数の方のご参加をお待ちしています。









2016年4月22日金曜日

4/22札幌訴訟口頭弁論ー櫻井よしこ氏が意見陳述する予定

4月22日15時30分、札幌地裁805号法廷で、慰安婦問題を報じた記事を「捏造」呼ばわりされた元朝日新聞記者植村隆さんが、「ジャーナリスト」の櫻井よしこさん、新潮社など3社を相手取った名誉毀損裁判の第1回口頭弁論が開かれます。

植村さん側が意見陳述20分、櫻井さん側も同じく意見陳述20分を行います。
櫻井さんご本人が出廷する見込みとのことです。


傍聴を希望する方は、午後3時までに、札幌地裁1階の「検察審査会会議室」へ集合している必要があります。
裁判所の案内は以下のとおりです。
(抽選)
午後3時までに集合場所である「検察審査会会議室」に来られた方を対象に整理券を交付します。
傍聴券予定枚数(50枚程度)を超えた場合は抽選を行います。開廷時間は午後3時30分です。
なお,現在,入庁者に対する手荷物検査を実施しております。来庁の際は,時間に余裕を持ってお越しください。 


【4月22日(金)のスケジュール】

★第1回口頭弁論
時間:15時30分開廷
場所:札幌地裁805号法廷(札幌市中央区大通西11丁目)

※傍聴できなかった方の控え室として札幌市資料館の2階会議室を用意しています。

★記者会見
時間:17時開始
場所:北海道高等学校教職員センター(高教組会館)4階大会議室(大通西12丁目)
※市民のみなさまにも公開します。植村さんと弁護団の報告が聞けます。

★報告集会
時間:18時30分~20時30分(開場18時)
場所:かでる2・7 4階大会議室(北2条西7丁目)
入場無料
【講演者】
佐高信さん(評論家)
上田文雄さん(前札幌市長、弁護士、支える会共同代表)
植村隆さん(原告、カトリック大学客員教授)

2016年4月5日火曜日

4/22札幌訴訟第1回口頭弁論と報告集会

植村裁判札幌訴訟の第1回口頭弁論が迫ってきました。

被告は、櫻井よしこ氏、出版3社(ワック、新潮社、ダイヤモンド社)です。
今回は、植村さんの意見陳述も予定されています。
傍聴で応援しましょう!

▲札幌訴訟第1回口頭弁論
・4月22日(金)午後3時30分開廷
・札幌地裁805号法廷(大通西11丁目)
*傍聴希望者が多い場合は抽選となります。
遅くても30分前までには裁判所1階へお集まりください(入館前には荷物チェックもあります)。

*傍聴に関するお問い合わせは011-350-4803(札幌地裁総務課広報係)へ。

▲報告集会が、同日夜に開催されます。
日時:4月22日午後6時30分~8時30分
会場:かでる2・7「大会議室」(北2条西7丁目)




2016年4月3日日曜日

【ソウル通信 第2号】「アジュモニ カムサハム二ダ!(おばちゃん、ありがとうございます)植村隆

 3月9日の朝、散歩の途中で、カトリック大学の正門前を歩いていたら、おばちゃん(アジュモニ)たちが、新聞をただで、学生たちに配っていた。
よく見ると、韓国の有力経済紙「韓国経済新聞」である。
私も一部受け取った。

「何でただで配っているのですか」と尋ねたら、学生たちに宣伝をしているのだという。新学期の学生向けのキャンペーンで通常なら購読料月15000ウオン(約1500円)のところを、学割で7500ウオン(約750円)で、読めるのだという。

韓国では日刊紙は一部800ウオン。韓国経済新聞は、週6回(月~土)発行だ。
コーヒー数杯分の値段で、新聞が毎日読めるということになる。


ずうずうしいと思ったが、おばちゃんたちにお願いした。
「授業で新聞を教材に使いたいので、週1回、学生用に新聞を無料で提供してくれないだろうか」
そんな虫のいい話はないかもしれないと思ったが、ひとまずお願いだけは、してみようと思った。


北星学園大学の非常勤講師時代には、朝日新聞など日本の新聞を教材にしていた。
韓国でも、韓国の新聞を授業の教材にしたいと思っていた。
そんな矢先の「出会い」だった。

「ちょっと待っててね。担当者に連絡しておきますから。あなたの電話番号は」。
2人のうち、一人のおばちゃんが、私に携帯番号を尋ねた。
おばちゃんたちは、アルバイトで新聞を配っているだけで、韓国経済新聞のスタッフではなかった。
しかし、すばやい行動だった。

携帯の番号を教えると、しばらくして、韓国経済新聞の担当者から電話がかかってきた。
そして、その担当者が、わざわざ大学にまで、訪ねて来てくれた。

この地域を担当する首都圏読者2部の次長さんだった。
次長さんの話によると、これまでも大学の商学部の教授らが、教材で使う場合、無料で提供してきたという。それに準じて私のクラスの学生たちにも週一回全員に無料で提供してくれるという話になった。

その代わり、私が韓国経済新聞を一年間購読することにした。

かくして私は、韓国経済新聞の読者となり、学生たちは週1回、この新聞を教材で使えることになった。
第二回目の講義(3月15日)から、「新聞をきちんと読もう」と言って、同紙を学生たちに配っている。


韓国経済新聞は、日経新聞のような経済紙だ。東亜日報や朝鮮日報、ハンギョレなどの一般紙とは違って、経済報道が主である。
私は経済記者ではなかったが、学生にとって、就職準備などのため、経済情報は大事だろうと
考えたのだ。

しかし、韓国経済新聞は、留学生時代だけでなく、ソウル特派員時代もほとんど手にしたことがなかった。

そこに「誤算」があった。

改めて、読むと、結構これが難しい。中々、手ごわい新聞なのだ。
韓国語を読む力が劣化しているのに加え、韓国の経済事情に疎いからだ。
このため、読むのに時間がかかる。

しかし、教材に使うと言った以上、受講生たちに「無知」をさらすわけにはいかない。

学生たちに「きちんと新聞を読もう」と指導しているこの私こそが、一番熱心に新聞を教材に勉強しなければならない立場だということに、気づいたのである。

このため、毎日、新聞を持ち歩き、時間のあるときはなるべく、新聞を読むようにしている。
カシオ製の韓国語の電子辞書は手放せない。
そして、切り抜いた新聞記事をA4版のノートに貼り付けて、「復習」している。

あの朝のおばちゃんたちとの出会いが、私に「勉強」の習慣を与えてくれた。


「アジュモニ、カムサハム二ダ!(おばちゃん、ありがとうございます!)」  (植村隆)

2016年3月29日火曜日

【ソウル通信 第1回】「カトリック大学のキャンパスから、ご挨拶」

皆さん、ごぶさたしています。
3月1日付で、韓国カトリック大学客員教授になった植村隆です。
3月3日に着任しました。
もうそれから3週間以上経ってしまいました。
近況報告が遅れましたことを、お詫び申し上げます。

 韓国語での講義という「重圧」の中、ばたばたとしているうちに、時間が経ったという次第です。

 3度目の韓国暮らしとなります。
朝日新聞時代に語学留学生(1987年8月~88年8月)、特派員(96年12月~99年8月)として、2度ソウルで暮らしました。

今度は朝日新聞をやめ、大学教員としての韓国暮らしです。大学本部がある聖心キャンパス(京畿道富川市)の中にあるゲストハウスに住み、そのキャンパスで教えています。

語学留学生時代にはソウルでの話題を伝える手書きの新聞「ソウル遊学生通信」を発行していました。
2度目は特派員として、朝日新聞に記事を書きました。

3度目の今度は、メールなどを使って韓国事情などを報告する個人通信「ソウル通信」を発行しようと思います。
住んでいるのは、ソウルの隣町で、ベッドタウンの富川(プチョン)ですが、首都圏なので、「ソウル通信」と名づけました。
ご愛顧ください。

さて、今回は、どんな講義をしているかをお伝えします。
私は、教養科目などを担当しているELP(ETHICAL LEADER PATH)学部の所属です。

「東アジアの平和と文化」という教養科目を担当しています。
最初は、日韓交流を学ぶ授業をしようと思ったのですが、教務の責任者から「東アジアで行きましょう」と言われ、「事業拡大」して「東アジア」を冠することにしました。

私はソウル特派員だけでなく、北京特派員として、中国に住み、北朝鮮も担当しました。そうした経験や問題意識も講義に生かしたいと思います。
今回の授業では、新聞記事や映像資料などを活用して、受講生の社会や歴史への関心を高めたいと思います。
そして、その延長線上として、東アジアの平和 や人権を考えるような機会にしたいと思っています。

講義は週1回火曜日です。
50分授業を3回連続で行います。
午後3時から、休憩時間をはさんで、午後5時50分までです。
東京と札幌で裁判を抱えており、ソウルと日本を行ったりきたりとなります。
このため、講義をまとめてやるようにしました。

長い講義なので、学生たちを飽きさせないで、やらなければなりません。いろいろな工夫が必要です。

これまでに、講義を3度こなしました。
①「体験的メディア論」
②「新聞入門(新聞の活用の仕方)」
③「BACK TO 1990年代」
 
韓国語の発音は良くないのですが、思っていることは、だいたい話すことはできます。
何とか、私の言いたいことは、学生たちに伝わっているようです。

しかし、教材の韓国語を音読するとき、最初は十分な音読の練習をしていなかったため、うまくしゃべれず、恥をかいてしまいました。
教え子からはやんわりと、事前練習の必要性を指摘されました。

しかし、がんばれば、何とかなりそうです。ご安心ください。

私は、昨年1月に亡くなったドイツのヴァイツゼッカー元大統領の言葉を講義の「指針」にしたいと思っています。

岩波書店から2月末に出版した手記「真実 私は『捏造記者』ではない」にもそのことを書きました。
北星学園大学での最後の学内講義で1985年に当時の西独大統領だったヴァイツゼッカー氏の演説を紹介しました。日本では「荒れ野の40年」という名で知られる演説です。
特に以下の部分を強調しました。

「ヒトラーはいつも、偏見と敵意と憎悪をかきたてつづけることに腐心しておりました。
若い人たちにお願いしたい。
他の人びとに対する敵意や憎悪に駆り立てられることのないようにしていただきたい。(中略)若い人たちは、たがいに敵対するのでなく、たがいに手を取り合って生きていくことを学んでいただきたい」
(岩波ブックレットNO55 「荒れ野の40年」より)

民族や、思想の違いなどによる対立を超えて欲しい、とヴァイツゼッカー氏は訴えていました。
私もそういう人間でありたいと思います。

「偏見と敵意と憎悪をかきたてつづける」人びとは、いまも世界中にはびこっています。

日本での私への激しいバッシング、誹謗中傷も同じ根っこの現象ではないか、と思っています。

こうした「憎悪」を乗り越えるためには、「たがいに敵対するのでなく、たがいに手を取り合って生きていく」ことが必要だと思います。

そして、そうした若者を育てていく必要があると思うのです。

私は、カトリック大での1回目の講義「体験的メディア論」で、植村バッシングについて詳しく説明した上で、このヴァイツゼッカー氏の言葉を説明しました。
そして私の思いを伝えました。
日本からの留学生7人を含む約30人の受講生は熱心に聞いてくれました。

1回目の講義は、いわばお試し期間のようなもので、その後に、最終登録が行われます。
第2回目(3月15日)講義の直前に確定した受講生名簿では36人(うち日本からの留学生は7人)の学生が最終的に登録してくれました。
ということは、

第1回目の講義を聴かなかったが、最終登録した学生が何人かいた、ということになります。これは、とても、うれしいことでした。

おまけに日本語学科長から、金曜日の講義(50分)も手伝ってと言われて、やることになりました。

それだけではありません。
日本語学科の学生たちから、日本語の勉強に付き合ってくれという要望があり、木曜日の夜(午後6時~8時)に自主ゼミも開催することになりました。

29歳だった語学留学時代に覚えた言葉「パップダ、パッポ」(忙しい、忙しい)が頭に浮かんできました。

裁判で、日本に戻る際には、自主ゼミなどを休むことになりますが、できる限り、たくさんの学生たちと一緒に学ぶ時間をとりたいと思います。

健康に気をつけてがんばります
これからもよろしくお願いします。

2016年3月1日火曜日

植村さんを激励する札幌集会(2/27)が盛会のうちに終了


 2月27日(土)午後1時半から開催された「植村隆さんを激励する札幌集会」(かでる2・7)には、定員いっぱいの200人が参加し立ち見も出るなど、応援の熱気に包まれました。

植村さんは、韓国カトリック大学校から、日韓だけでなく東アジアの平和のために授業をしてほしいと言われたことを紹介。「互いに憎しみを持たず、手を取り合って平和をつくっていけるような若者を育てたい」と抱負と決意などを熱く語りました。
その後、前札幌市長の上田文雄さん、北星学園大学学長の田村信一さんらの激励スピーチがあり、会場一体となって植村さんを励ます集会となりました。

会場では、前日に刊行されたばかりの手記『真実ー私は「捏造記者」ではない』が販売。91冊もの売り上げがありました。


2016年2月22日月曜日

2/27植村さんを激励する札幌集会へ

植村さんを激励する札幌集会を開催します。
会場では、できたてホヤホヤの手記『真実ー私は「捏造記者」ではない』を会場価格で販売。
植村さんの講演のほか、田村信一北星学園大学学長、上田文雄・前札幌市長などの激励スピーチもあります。ぜひ、ご参加ください。

2016年1月21日木曜日

(2/17)東京訴訟第4回口頭弁論報告集会のご案内


東京訴訟の口頭弁論は4回目。いよいよ本格化してきます。
裁判の傍聴、そして終了後の報告集会へぜひご参加ください。

■裁判の会場は、東京地方裁判所103号法廷(最寄り駅は「霞ヶ関」又は「桜田門駅」)
■報告集会の会場は、参議院議員会館・講堂(最寄駅は「永田町」又は「国会議事堂前」)
ジャーナリスト青木理さんと植村さんとのトークもあります。

2016年1月10日日曜日

植村隆さんを激励する札幌集会のご案内

3月からソウルカトリック大学へ赴任される前に、植村さんを激励する集会を札幌で開催します。
会場では、2月末に刊行予定の手記『真実ー私は「捏造記者」ではない』の販売も予定されております。ぜひ、ご参加ください。


2015年11月26日木曜日

韓国カトリック大学校の招聘教授へ就任ー植村隆さん



韓国カトリック大学校(THE CATHOLIC UNIVERSITY OF KOREA)
(韓国・ソウル)

植村隆さんは、韓国ソウルカトリック大学校の招聘教授へ就任されることになりました。
11月26日(木)午前、北星学園大学で行われた記者会見での田村学長、植村隆さんの報告を抜粋し、以下にご紹介します。また、札幌弁護団の事務局長がコメントを発表されましたので、併せて掲載します。

★植村 隆さん
私は、韓国カトリック大学校から招聘を受け、来年2016年3月から1年間、招聘教授(VISITING  PROFESSOR)として、同大学で講義を持つことになりました。
週に1~2回の講義で、「日韓交流の歴史」を学生たちと共に学ぶ授業です。

北星学園大学では、留学生向けの国際交流特別講義を担当しておりました。一番多かったのが韓国カトリック大学校からの留学生で、この講義を評価してくださったことが、今回の招聘につながったのだと思います。
ご期待に添えるよう、さらに努力していきたいと考えております。

私は札幌と 東京で、それぞれ名誉毀損の訴訟を起こしておりますので、来年はソウル、札幌、東京を行ったりきたりすることになります。 
したがって、時間的な制約もあり、2012年から続けてきた北星学園大学での非常講師の仕事を続けることができない旨、先日、田村学長へお伝えいたしました。

ご存知のように私への不当なバッシングは北星へも波及し、その攻撃はすさまじいものでした。大学当局は学生を守るため、警備を強化し、たいへんな費用と人員をこの問題のためにあてなければなりませんでした。

私のことで、北星の学生、教職員のみなさんに大きな苦痛やご迷惑をおかけしたことを、本当に心苦しく思っています。
そして、これまでの北星の対応に、大変感謝をしております。こうして新たな一歩を踏み出すことになったのも、北星が私と一緒に闘かってくださったお蔭であり、多くの方たちがこの闘いを支援してくださったからです。
心から御礼を申し上げます。

平和と人権の精神をもつ北星で4年間講義できたことは、私にとって本当に幸いなことでした。今後も協定校の教員として、北星との交流を進めていきたいと思っています。

そして、「捏造記者」というデッチあげに対する私の戦いは今後も、言論の場、法廷の場で続きます。

今後とも屈することなく闘い続けていきます。
これからもよろしくお願いします。

★田村 信一北星学園大学学長
 さる11月19日(木曜日)、植村氏から、韓国カトリック大学校の招聘教授として招かれ、受諾したため、時間的な制約もあり非常勤講師の仕事を続けることができない旨、報告がありました。

したがって、次年度、植村氏には非常勤講師としてご勤務いただかないことになります。まず、そのことを皆様にご報告いたします。

ご承知のように、昨年3月来、植村氏の雇用をめぐって、学生及び保護者の皆様をはじめ、学内外の多方面の皆様にご心配をおかけしてまいりました。

本学では、民主主義の根幹をなす言論・学問の自由と大学の自治を脅かす不当な攻撃であるとの認識のもと、キリスト教による建学の精神及び歩んできた歴史を踏まえ、社会的責任を果たすべきであるとの観点で、これに対応してまいりました。
このことは今も変わっておりません。

次年度の雇用継続について、新聞報道などがいくつかありました。確かに、様々な問題があり、学内にも多様な意見がありましたので、学長として悩んでいたことは事実です。しかし、植村氏の雇用に関する学内手続き、決定は何もしておりません。この点をご理解いただきたく存じます。

植村講師には、国際交流特別講義が開講されて以来、この科目を担当していただいてきました。これまでのお働きに、この場をお借りして感謝申し上げます

今回のカトリック大学校の招聘は、植村氏の教育力が高く評価された結果と受けとめております。教育者、研究者としての能力をさらに発揮されることを期待いたしております。

また、カトリック大学校は本学の協定校でもありますので、今後とも、例えば、シンポジウムの講師や特別講義など、様々な形でご尽力をお願いしたいと思っております。

本学は、キリスト教による建学の精神及び歩んできた歴史を踏まえ、社会的責任を果すべく、大学の自治、学問の自由を守り、教育・研究、そして地域社会への貢献を今後も続けて参ります。また、本学の経験を検証・総括し、広く社会に問いたいとも思っております。
 これまでご支援くださった皆様に感謝申し上げるとともに、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

★植村弁護団事務局長
本日、植村さんが来年3月から韓国のカトリック大学校で勤務することが発表された。

韓国の有数のキリスト大学での勤務が決まったことは、植村さんの新聞記者の実績や北星学園大学での教職員としての資質を高く評価されたためであり、本人の将来的展望に繋がるもので喜ばしいことである。

また、北星学園大学は、植村さんが最も厳しい状況にあった時期に、極めて悪質な脅迫行為に毅然と対応し、植村さんの雇用を継続して大学の自治を守り抜かれたことを、弁護団としても高く評価し敬意を表したい。

今後も大学が植村さんとの繋がりを継続発展されることを期待したい。

2015年10月30日金曜日

東京訴訟「第3回口頭弁論」と「報告集会」のご報告

【口頭弁論】

2015年10月26日、午後3時、東京地裁103号法廷。
傍聴席から向かって左の原告側の席に、植村さんと中山武敏弁護士をはじめ代理人弁護士たち10数人が着席。対する右の被告側の席には、喜田村洋一弁護士のほかは若い弁護士が1人のみ。

裁判官3人が入廷し、まず原告側弁護団事務局長の神原元弁護士との間で、損害賠償請求額の内訳についてのやりとりがあった。
原告側は、被告から受けた不法行為として、名誉棄損、プライバシー侵害だけでなく、生活権の侵害も主張したため、裁判所側は、それぞれに対する請求をいくらずつと主張するのかを質問。神原弁護士は「一つの行為によるので合算しての請求になる」と答えたが、裁判所は「一つひとつがいくらか特定できないか」と重ねて求めた。結局、原告側が次回に請求の内訳を述べることになり、第2準備書面のうち関連部分だけ陳述は保留となった。

続いて原告側が文書送付嘱託、調査嘱託の申し立てをした件の手続きが終わり、神原弁護士が立ち、全体で70ページ近い原告側第2準備書面のうち、ポイントとなる部分を述べた。

神原弁護士による要旨陳述の主な要点は次のようなものである。

1.被告らは、「捏造」とは「意見ないし論評」であると主張しておりますので、反論します。
辞書によれば、「捏造」とは「事実でない事を事実のようにこしらえること」、「本当はない事を、事実であるかのように作り上げること。でっちあげ。」を意味する言葉です。
ジャーナリズムにおいて、「捏造」は、「意図的に」事実をでっち上げることであって、意図的でない「誤報」とは明確に区別されています。

裁判例においても、「捏造」は意図的に事実をねじ曲げるという意味に理解されている。遺跡から発見された石器が捏造と報道されたケースで、福岡高裁平成16年は、「『捏造』とは、『ないことをあるかのように偽って作りあげること、でっちあげること』を意味する言葉である」と定義した上で、原告の請求を容認している。
また、研究論文にねつ造があるとされた事件で、仙台高裁平成27年は、以下のように認定しています。「本件各記事は,いずれも,『この論文には捏造ないし改竄があると断定せざるを得ません。』という記述があるものであるところ,一般の読者の普通の注意と読み方を基準として,その文言の通常の意味に従って理解した場合に,論文のねつ造ないし改ざんという証拠等をもってその存否を決することが可能な他人に関する特定の事項を主張していることは明らかであるから,本件各記事は事実を摘示するものである」(9頁)

本件各記事の文脈に照らしても、「捏造」は「でっち上げ」の意味で用いられています。西岡論文Aは、「捏造」を「誤報」と区別し、故意による捏造事件の典型である「サンゴ損傷捏造事件」を引き合いに出し、「都合が悪いので意図的に書かなかった」「義理のお母さんの起こした裁判を有利にするために、紙面を使って意図的なウソをついた」「意図的捏造」等と強調しています。

西岡論文Bも、「朝日記者の裏の顔」「単独インタビューがとれたというカラクリ」等と悪しきイメージを強調し、「あるある大辞典」の事件をひきあいにして「意図的に身売りの事実を報じなかった」と強調しています。

論文CとDは、朝日検証記事に対する反論です。朝日検証記事とは「植村氏の記事には、意図的な事実のねじ曲げなどはありません」というものです。そして、論文Cは「この朝日の検証は間違っている。植村記者は意図的な事実の捏造を行い」とし、論文Dは「誤報というよりも、あきらかに捏造である」と断じています。

また、文春記事Aは、「捏造と言っても過言ではありません」とした上で、原告の親族に慰安婦支援団体の幹部がいることを明らかにしています。この記載は、原告が記事を捏造した動機を示すものと読むほかありません。

このように、「捏造」は、辞書的意味においても、実際社会においても、裁判例においても、そして、本件の文脈上も「故意に事実をねじ曲げること、でっち上げ」を意味しております。原告が利己的動機で事実をでっち上げたというのは、証拠により認定可能な事実ですから、事実を摘示したものというべきです。

そして、それは、真実を報道すべき新聞記者としての原告の社会的評価を低下させるものですから、名誉毀損が成立します。

第2の論点について述べます。34頁以下です。
「捏造」が故意に事実をでっちあげることだとすれば、真実性の抗弁が成立しないことは明白です。金学順氏は自ら「私は挺身隊だった」と述べていたし(甲21の2本文2行目、甲50)、慰安婦を挺身隊と呼ぶ記事は原告の記事の以前にも以後にもありました。さらに、同じ時期の新聞各紙は金学順氏が妓生学校にいた事実に触れていないし、そもそも原告は会社の上司の指示や示唆に基づいて記事を執筆したに過ぎない。

そうすると、原告が悪意で事実をでっち上げた等とは到底いえないことは明白なのであります。

その他の不法行為についても述べます。これは、「第4」50頁以下のとおりです。

文春記事Aは、「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」というタイトルからして、慰安婦問題を誠実に議論しようというものではない。原告の記事ではなく、原告が「お嬢様女子大教授に」なったことを攻撃の対象とし、その実現を阻止したいとの意欲を読者に抱かせようとするのがこの記事の目的である。

文春記事Bは、さらに悪質である。この記事が掲載された当時、被告文春は、文春記事Aを読んだ人々が松蔭に抗議を集中さえ内定が取り消されたことを知っていた。そして、自社の記事がそのような効果を生じることを承知の上で、むしろ同じ効果が生じることを強く意欲して、北星学園の名称を明らかにして記事Bを発表したのである。

その結果、原告は、職場や自宅に対し、家族特に娘に対するものも含め、様々な脅迫や嫌がらせを受けた。これらの嫌がらせが原告の平穏な生活を侵害したことは明白である。

論述は以上ですが、裁判所には、本件で原告が受けた被害の深刻さに、是非、向き合って頂きたいと考えます。
原告は、自身が名誉権や名誉感情を毀損されただけでなく、激しいバッシングと迫害により雇用を脅かされて生存の危険に晒されました。くわえて、家族、とりわけ、本件記事当時は生まれてもいなかった娘さんまでもが、父親の20年以上の前の新聞記事を理由に、「ころす、どこまで行っても殺す」などと脅迫状を送られているのです。原告が本件で請求している金額は実に控えめなものです。

以上の次第ですから、原告の請求を速やかに認容して頂きたく、陳述と致します。

◇
この日の法廷では、最後に今後の進行について簡単なやりとりがあった。被告側の喜田村弁護士は、この日は座ったままでなく一回一回立ち上がって意見を述べたが、いかんせん声が小さく聞き取りにくかった。
決まったのは以下のとおりだ。

1.原告側が11月末までに、補充的な陳述書を提出する
2.それらを前提に、被告側が2月5日までに反論を提出する
3.第4回の次回口頭弁論を、2016年2月17日午後3時から、東京地裁103号法廷で開く

この日は、3時18分にあっさりと閉廷した。

【報告集会】

午後4時から、いつも通り参議院議員会館講堂で報告集会が開かれた。
まず中野晃一さん(上智大学教授)の講演「右傾化する日本政治と植村さんへの攻撃」。
中野晃一さん



中野さんは、「99年に6年ぶりに帰国してみたら、本屋にヘイト本が平積みになっている。ずいぶん変わったなと感じた」と自身の体験から説き起こし、この間の日本の変化と、その中で起きた植村さんへの攻撃に関し、ていねいに跡付けた。
たいへん整理された話なので、中野さん自身の手によるレジュメの「まとめ」部分を、以下に再録する。

1.    ポスト冷戦世代の政治家、右派メディア・知識人、右派団体・運動体との連携で1990年代後半から始まったバックラッシュの流れが小泉政権期に主流化していった
2.    自民党内の穏健保守、そして民主党の崩壊を経て、第2次安倍政権でついに歴史修正主義は、政権与党の公式な政策となってしまった
3.    オルタナティブとなる野党のない政党システムの下、自民党による国内メディアの統制・抑圧には相当程度成功してしまった
4.    アメリカを中心とした海外キャンペーンの展開が始まった
5.    当面は、アメリカの顔色をうかがいつつ、許される範囲での歴史の書き換えを推進しようとするものとみられる
6.    安保や経済面での対米追随政策とのバーターで、歴史修正主義のお目こぼしをしてもらう方針も、いずれ破綻する可能性
7.    海外では、「慰安婦」問題は女性の人権問題や軍事性暴力の問題と捉えられており、植村さんへの攻撃も同じく言論や学問の自由など人権問題と深刻に受け止められている

次に、植村隆さんの「V.S産経新聞 韓国訪問を終えて」と題する特別報告。韓国でナヌムの家を訪問した折に元慰安婦のおばあさんと抱き合ったが、彼女の体は本当に小さかった。「慰安婦問題とは、歴史資料などではなく、一人ひとりのおばあさんの悲しみだと小さい体を抱いて知った」と植村さんは語った。


その訪韓前の7月末に植村さんを取材に来た産経新聞の阿比留記者は、「強制連行」とかつて書いていた産経新聞を植村さんに示されると、「間違ってますね」と何度も繰り返すばかり。さらに植村さんが、慰安婦のおばあさんを取材したことは?と聞くと、「ありません」と答えたという。

これらの経緯も含め、植村さんは「週刊金曜日」10月30日号から、5回の連載をする予定だ。


植村さんの韓国の旅に同行した明治学院大学の学生2人もそれぞれに思いを語った。
「祖先の関わった侵略戦争。それを清算しなかった戦後。その上に私たちは在る」
「ハルモニの方々と手を握った。言葉につまった末、『私たちの歴史の中で、日本はひどいことをしました』と言うと、ハルモニから『そのことを日本の教科書に残しておくれ』と言われた」
また、北星学園大学で植村さんの教え子だった韓国人学生もソウルから駆けつけ、「植村先生のバッシングはあまりに非常識なのに、日本言論はなぜ扱わないのか」。

続いて札幌の渡辺達生弁護士が、札幌訴訟(被告・櫻井よしこ氏&新潮社など3社)の現状を報告。「(東京地裁へ審理を移すよう櫻井氏側が求め札幌高裁に退けられた)移送問題で、櫻井氏側が最高裁に特別抗告(という不服申し立て)を行い、その結果待ちで長引いているが、おそらく年明けには札幌地裁で第1回弁論が行われることになるのではないか」との見通しを語った。

角田弁護士

最後に、この日の第3回口頭弁論について、角田由紀子弁護士から分かりやすい説明があった。角田弁護士は、「裁判官には、植村さんたち当事者が受けた被害がどれほど大変なことだったか、その被害の質を理解してもらうことが大事だ」と強調した。

2015年10月16日金曜日

奥田愛基さんへの脅迫事件についての声明・植村隆:植村隆名誉毀損札幌訴訟弁護団


言論活動に対する脅迫事件に強く抗議する声明 

                     2015年10月16日

植村隆名誉毀損札幌訴訟弁護団

弁護士 伊 藤 誠 一 

弁護士 秀 嶋 ゆかり 

弁護士 渡 辺 達 生 

弁護士 小野寺 信 勝 

その他弁護団有志一同

 
  安保関連法案に反対する学生団体「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」の奥田愛基氏に、殺害を予告する脅迫状が届けられた。報道によれば、本年9月24日、奥田氏宛てで、「お前と家族を殺害する」など手書きで書かれた封書が、奥田氏の在籍する明治学院大学に届いたという。殺害予告の理由は書かれていなかったが、奥田氏がSEALDsの中心メンバーであったことに照らせば、奥田氏やSEALDsの主張や活動に批判的な者により、奥田氏やSEALDsの活動や言論妨害する意図でされたものであろう。

  奥田氏への脅迫は、植村氏が置かれている状況と共通するものである。植村氏は、1991年8月11日付朝日新聞大阪本社版社会面に、はじめて従軍慰安婦として名乗り出た金学順さんの記事を書いたが、記事の中で「『女子挺(てい)身隊』の名で戦場に連行」と書いたことで、一部週刊誌やインターネット上で激しい誹謗中傷に晒され、植村氏本人や家族への殺害予告や植村氏が勤務する北星学園大学関係者への脅迫が行われている。

  また、本年6月ころには、安保法制を合憲と意見表明した憲法学者に対してもインターネット上に殺害を予告する書き込みがなされている。

  自己の主義主張や嗜好に反する言論行為に対して、言論ではなく、暴力をもって対峙して、その言論をなきものにしようとする点は問題である。民主主義社会は、相反する考え方や意見を闘わせることによって成熟していくものである。いかなる言論であれ暴力をもって封殺する行為は、表現の自由の否定であり、ひいては民主主義の破壊である。私たちはこのような行為は断じて許すことはできない。

  また、奥田氏と植村氏の事件では、在籍する大学に脅迫文が届けられている。いずれも外部から大学に圧力を与える点で共通している。明治学院大学は今回の事態を受けて「言論の自由に対して許しがたいこと」と声明を出したが、その姿勢からは暴力に屈しない決意が伺われ、高く評価する。大学には、大学の自治や学問の自由という崇高な理念は守られなければならない。そのために我々にできることがあれば協力は惜しまない。

  これらの脅迫事件は、植村氏が置かれた状況と同様に、日本社会を覆う排他と不寛容の空気を象徴する事件であり、自由や民主主義への強い危機感を抱かざるを得ない。私たちは、暴力により自由と民主主義を破壊しようとする者たちと対峙することを決意するとともに、自由や民主主義を愛する市民にともに声をあげることを求める。
                               以 上

2015年10月2日金曜日

奥田愛基さんへの脅迫事件についての声明・植村隆東京訴訟弁護団

奥田愛基さんへの脅迫事件についての声明


2015年10月2日

            植村隆東京訴訟弁護団
弁護士  中山 武敏
弁護士  黒岩 哲彦
弁護士  海渡 雄一
弁護士  角田 由紀子
弁護士  神原  元
外 弁護団一同

 私たちは、元朝日新聞記者植村隆氏が週刊文春の記事を巡って同誌を発行する株式会社文藝春秋他1名を提訴した事件の弁護団である。
報道によれば、本年9月26日、奥田愛基さんとその家族に対する殺害予告が、奥田さんが在籍する明治学院大学に届けられた。殺害する理由や政治的主張は書かれていなかったというが、奥田さんが安全保障関連法に異を唱えてきた学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」の中心メンバーであることからすれば、奥田さんの活動を妨害する目的での犯行の可能性がある。そして、奥田さんがこのことをツイッターで公表すると、ツイッターには、犯罪を賞賛したり、奥田さんに意見を変えるよう求める意見が多数書き込まれた。SEALDsの他の学生メンバーもインターネットに暴言や中傷を多数書き込まれる被害に遭っているという。事件と同時期に「週刊新潮」が奥田さんの生い立ちや父親の活動を批判的に報道しているが、この報道はバッシングをさらに煽りかねない危険を孕んでおり見過ごせない。一連の事態は、民主主義の根幹である言論の自由に対する挑戦であり、許しがたいと言わなければならない。
奥田さんやSEALDsのメンバーが受けた被害は、植村隆氏が受けた被害と酷似している。植村氏は1991年に書いた慰安婦問題の記事がきっかけで週刊文春から「捏造記事」などの中傷を受け、これに影響された人々から、ネットでの嫌がらせ、職場や家族への脅迫を受けた。批判する相手の家族関係を調べ上げて攻撃する週刊誌の手口も共通しているし、家族に対してまで殺人を予告する脅迫犯人の手口も酷似している。このように、奥田さんやSEALDsのメンバーが受けた被害は、植村氏が受けた被害と同様、日本社会が陥っている危機的状況を反映したものとして、強い懸念を抱かざるを得ない。
このような危機を打開するためには、広範な市民が、自由と民主主義を守るという一致点で連帯し、これを脅かす如何なる脅しも許さないという断固たる姿勢を示すことが必要である。私たちは、捜査機関に対し、奥田さんの事件についての徹底的な捜査を求めるとともに、自由と民主主義を求める広範な市民が、自由の敵である脅迫者たちに対して、ともに声を上げていくことを呼びかけるものである。
以上 

2015年10月1日木曜日

殺害予告を受けたシールズの奥田愛基さんへのメッセージ(植村隆)



〈奥田愛基さんと家族への「殺害予告」は絶対に許せない〉
 
シールズの奥田愛基さんと家族への殺害予告は犯罪だ。
同じような被害を受け続けている私は、この卑劣な犯罪行為を見過ごすことはできない。
 
奥田さんは、シールズの中心メンバーとして安保関連法案に反対し続けてきた。
この国には、自分たちにとって不都合なことを言う人を力づくで黙らせようとする勢力が存在する。
 
私は1991年、韓国で元日本軍慰安婦が被害証言を始めたという記事を書いたことで、一部メディアやネットでバッシングされてきた。
私が神戸の大学に転職が決まったことが「週刊文春」で昨年1月末に報じられたことをきっかけに、一気にエスカレートした。
 
私を慰安婦問題の捏造記者だとする 「週刊文春」の記事はネットで拡散し、大学側に抗議電話やメールなどが相次いだことで、私は転職先を失った。
非常勤講師を務める北星学園大学にまで脅迫状がきた。
私だけでなく、高校生の娘は名指しで殺害予告を受けた。
 
たとえ、自分と異なる意見の持ち主だとしても、それを脅迫という暴力で封じ込めようとする行為はあってはならない。
 
安倍首相には、「日本は民主主義の国だ。奥田さんへの脅迫は私が許さない」と言ってほしい。
意見が違っても、奥田さんの言論の自由を守る姿勢を示してほしい。
毅然とした政権の姿勢が、卑劣な行為の抑止になる。
 
奥田さん、ひるまず、ますますがんばってほしい。
私も負けない、ひるまない。
 
2015年10月1日
 
植村 隆(元朝日新聞記者・北星学園大学非常勤講師)

2015年9月29日火曜日

東京訴訟第3回口頭弁論を傍聴しましょう!報告集会では中野晃一さんも講演します‼

■植村裁判 東京訴訟第3回口頭弁論■

(日時)2015 年10月26日 午後3時~3時30分(予定)
*傍聴券の抽選が予想されます。午後2時15分までに裁判所前へお集まりください。

(場所)東京地方裁判所 103 号法廷
  →地下鉄 丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関」駅A1出口から徒歩1分
   →地下鉄 有楽町線「桜田門」駅5番出口から徒歩約3分

■報告集会■

(日時)2015 年10月26日 午後4時~6時
(会場)参議院議員会館(東京都千代田区永田町2-1-1 )
  →地下鉄 有楽町線・半蔵門線・南北線 「永田町」 駅1番出口からすぐ
   →地下鉄 丸ノ内線・千代田線 「国会議事堂前」 駅1番出口から徒歩5分

*第 1 部 : 講演 中野晃一さん(上智大学教授・政治学)
   「右傾化する日本政治と植村さんへの攻撃」
   →最近、注目度アップの若手研究者。近著『右傾化する日本政治』 (岩波新書) が 大きな反響を呼んでいる。

*第 2 部 : 植村隆さんによる特別報告
   「VS.産経新聞+韓国訪問を終えて」

*弁護団からの報告もあります。




     

2015年9月26日土曜日

「リテラ」最新記事ー産経新聞「従軍慰安婦報道」のみっともない真実(1)(2)


産経新聞は7月に行った植村隆さんへのインタビューの詳報を、8月29日から10回にわたってネット版へ掲載しました。

今回「リテラ 本と雑誌の知の再発見」のサイトでは9月25日と26日で、これを取り上げています。
植村さんへのインタビュー詳報を見逃した方、ぜひ、ご覧ください。

また、植村応援隊のフェイスブックてもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/makerunauemura3

2015年9月13日日曜日

植村隆氏の札幌地裁での賠償訴訟ー櫻井よしこ氏側が特別抗告

過日、札幌高裁は、東京への移送を取り消す決定をしたことは、のサイトでもご報告したところです。

ところが、被告側が「札幌高裁の決定」を不服として最高裁へ特別抗告、札幌高裁へ許可抗告しました。

 ※特別抗告と許可抗告についてはこのサイトが参考になります。
http://www.courts.go.jp/hiroshima-h/saiban/tetuzuki/qa/index.html#QA1


札幌弁護団では、この抗告があったことにより、裁判の開始は来年(年度内)になるのではないかと予測しています。

札幌訴訟の開始はさらに遅れることになりましたが、今後とも応援をよろしくお願い申し上げます。

なお、読売新聞オンラインで以下のように報道されました。

YOMIURI ONLINE
櫻井よしこ氏側が特別抗告…植村隆氏の賠償訴訟
2015年09月08日09時04分

 元朝日新聞記者の植村隆氏(57)がジャーナリストの櫻井よしこ氏と出版3社に計1650万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁への審理の移送申し立てを退けた札幌高裁の決定を不服として、櫻井氏側が最高裁に特別抗告を申し立てた。

  札幌高裁には最高裁への許可抗告を申し立てた。申し立ては4~5日付。


http://www.yomiuri.co.jp/national/20150907-OYT1T50078.html?from=yartcl_outbrain1

2015年9月10日木曜日

『週刊金曜日(9/4』は植村さん情報が満載です

先週末に発売された『週刊金曜日(9/4』は、朝日新聞バッシング1年の特集。植村さんに直接関係した記事が3本、関連する記事が2本もあります。
ぜひ目を通してください。



1.「『挺身隊=慰安婦』報道を非難する側の虚構」吉方べき(言語心理学者・ソウル)

 「挺身隊」と「慰安婦」の混同の起源と定着への歴史的経緯を、資料を分析してい紹介。サンケイ(当時)書籍が与えた影響というスクープもあります。



2.「植村隆氏への攻撃、いまだ止まず」長谷川綾(北海道新聞記者)




3.「『捏造』論が事実でないと認めた西岡力氏」神原元(植村さん東京訴訟の弁護団事務局長)

 
4.対談「放言と妄言で彩られた右派論壇20年」 能川元一(大学非常勤講師)と早川タダノリ(編集者)
右派雑誌のヘイト広告を系統的にとりあげる本『憎悪の広告』の共著者による対談。



5.「私が『慰安婦』を撮り続ける理由」安世鴻(アン・セホン、慰安婦写真展をニコンに中止された写真家)

 

植村隆さん(元朝日新聞記者)を応援するサイトです。

1991年に書いた「従軍慰安婦」に関する2本の署名記事。23年後に「捏造」のレッテルを貼られ、植村さんは言論テロとも言える攻撃を受けています。

非常勤講師として勤務する大学へも脅迫状や大量の抗議メール・電話が届き、高校生の娘さんはネット上で「自殺に追い込め」など脅しの言葉にさらされています。 言論で対抗してもデマの拡大は止まりません。

そこで、汚名を晴らし家族らの人権を守り、大学の安全をとり戻すため、2件の名誉棄損裁判を提訴しました。2015年1月、週刊誌で「捏造記者」とコメントした西岡力氏とその発行元を被告に東京地裁へ。同2月、西岡氏の言説を拡大し脅迫を肯定するような記事まで書いた櫻井よしこ氏と掲載した週刊誌などの発行元3社を被告に札幌地裁へ。

「植村応援隊」はこの裁判や植村さんの言論活動を応援するために、1月30日に結成されました。ぜひ一緒に応援してください。