2015年5月10日日曜日

アメリカUCLAでの講演では立ち見も出ました

植村さんのアメリカ講演最後となるUCLAでの集会が、現地時間の5月8日午後5時半から開催されました。
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カリフォルニアは、慰安婦象建設を進める韓国系市民と慰安婦否定派の日本人グループとの対立が全米でも特に激しい地域。
大学は、銃を携帯した警官を2名、配置していました。

一般市民やマスコミも参加できるオープンな会場には140人あまりが集まり立ち見もでました。
否定派は会場中央に、いずれも中高年の男性が約10人陣取りました。

植村さんはこれまでと同様、パワーポイントで画像などを見せながら、北星大学や家族などの被害、マスコミの対応、慰安婦問題否定派の動きと自身への支援などについて講演しました。

質問は紙で受け付け、ほぼすべてにお答えできました。
否定派の人が自分たちの質問へ答える植村さんへ、「へえ、知らないのっ」「ジャーナリストだろうっ」と声を上げることもありましたが、大きな拍手で集会は終了しました。

ひと波乱は皆が席を立ちはじめた時です。
突然一人の女性が、「日本軍はもっとひどいことをしているのに、議論しなきゃだめよ」と演説。
否定派がこれに抗議すると、女性に応援が加わり、日本人同士の論争が始まりました。


高齢の女性が主催者の大学教員へ「朝日新聞は嘘を書いたのに、こんな集会を開いてとんでもない。大学に言って、あなたをくびにしてやる」と激しく詰め寄る場面もあったとのことです。


産経新聞に掲載された記事(2015.5.10夕刊)も紹介します。

植村隆さん(元朝日新聞記者)を応援するサイトです。

1991年に書いた「従軍慰安婦」に関する2本の署名記事。23年後に「捏造」のレッテルを貼られ、植村さんは言論テロとも言える攻撃を受けています。

非常勤講師として勤務する大学へも脅迫状や大量の抗議メール・電話が届き、高校生の娘さんはネット上で「自殺に追い込め」など脅しの言葉にさらされています。 言論で対抗してもデマの拡大は止まりません。

そこで、汚名を晴らし家族らの人権を守り、大学の安全をとり戻すため、2件の名誉棄損裁判を提訴しました。2015年1月、週刊誌で「捏造記者」とコメントした西岡力氏とその発行元を被告に東京地裁へ。同2月、西岡氏の言説を拡大し脅迫を肯定するような記事まで書いた櫻井よしこ氏と掲載した週刊誌などの発行元3社を被告に札幌地裁へ。

「植村応援隊」はこの裁判や植村さんの言論活動を応援するために、1月30日に結成されました。ぜひ一緒に応援してください。