2015年5月5日火曜日

ニューヨーク大学でのイベントにリトル・ネトウヨも参加:映画「選挙」「熱狂なきファシズム」などの想田和弘さんが自身のFBで紹介

慰安婦問題における大バッシング大会の渦中にある元朝日新聞記者・植村隆氏の講演会がニューヨーク大学で開かれたので聴きに行った。
詳しい経緯を聞くと、植村氏があまりに理不尽で不当でとんでもない目にあっていて、人生設計まで狂わされてしまったことがよく分かるわけだが、質疑応答タイムで在米30年以上だという日本人のオッサンが「あなたのせいで我々海外在住の日本人は肩身の狭い思いをしている」的な「意見」を英語でまくしたて始めたので、僕もおもわず英語で「あんた、いままで話聞いてた?寝てたの?」と野次っちゃった。
植村氏の話を全く聞いていなかったとしか思えない彼には呆れるしかないのだが、リアル・ネトウヨ、初めて生でみたかも。会場のアメリカ人にとっては、「なるほど、こういう変な人がいっぱい日本にわいてるから大変なんだな」と格好のサンプルになったことでしょう。ということで、わざわざ来てくれてご苦労様、ネトウヨのオッサン。

植村隆さん(元朝日新聞記者)を応援するサイトです。

1991年に書いた「従軍慰安婦」に関する2本の署名記事。23年後に「捏造」のレッテルを貼られ、植村さんは言論テロとも言える攻撃を受けています。

非常勤講師として勤務する大学へも脅迫状や大量の抗議メール・電話が届き、高校生の娘さんはネット上で「自殺に追い込め」など脅しの言葉にさらされています。 言論で対抗してもデマの拡大は止まりません。

そこで、汚名を晴らし家族らの人権を守り、大学の安全をとり戻すため、2件の名誉棄損裁判を提訴しました。2015年1月、週刊誌で「捏造記者」とコメントした西岡力氏とその発行元を被告に東京地裁へ。同2月、西岡氏の言説を拡大し脅迫を肯定するような記事まで書いた櫻井よしこ氏と掲載した週刊誌などの発行元3社を被告に札幌地裁へ。

「植村応援隊」はこの裁判や植村さんの言論活動を応援するために、1月30日に結成されました。ぜひ一緒に応援してください。